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探究いろいろ

執筆者の写真: 山口靖代山口靖代

「ケホケホケホ・・」咳き込みながら呟いたN5歳男児の

「Where is my real voice?」ー僕の本当の声はどこ?ーが

リソースライブラリー登録園Sでの子ども達の”声”の探究の始まりでした。「しわがれごえ」と「きれいなこえ」の差異は名作『おおかみと七ひきのこやぎ』にも登場してくる声の持つ面白さでもあります。S園での子ども達の”声”の探究は、なんだ?この声は?!という風邪をひいたときの自身の声の変化から来た驚きから始まり、本当の声って何?うその声ってあるの?声ってどこからくるんだ?普通の声と創る声、声の持つ不思議さと可能性についてひろがっている所です。


また、登録園C園では、園全体で収束を迎えるはずの“虫”の探究が、子ども達の強い虫への関心と勢いにより今暫く“虫のテーマ”が継続される事になりました。大人の都合の良いように子ども達の探究は進むわけではない事を教えてくれています。


私は相変わらずオノマトペ。日本語イマージョンの世界で学ぶ外国語を母語とする子ども達が、目をきらっとさせ一気に言語を自分の血や肉とする日本語獲得ポイントがふたつあります。ひとつは食にまつわる言葉、そしてもうひとつは日本語独特の擬音語・擬態語です。

昨日は『犬はびよと鳴いていた』を読みました。犬はわんわんが江戸時代からのもので、平安時代には「びよ」だったと知りました!日本語も「ヤバイ」という言葉が危機感を示すだけのものではなくなり「最上級」を表す語へ変化させている方もいる様に(私はうまく使えません)、擬音語・擬態語も時代により変化し続けているそうです。かぐや姫のお話しが出てくる『今昔物語』の中で、赤ちゃんの泣き声は「イガイガ」と表現され、嘔吐する際の音は「エブエブ」だそうです。(失礼!)いにしえの方々と私達とは聞こえ方自体が違うのか、捉えたあとの表現が違うだけなのかわかりませんが、日本語に於ける擬音語・擬態語の歴史・・面白い~と思っています。

 
 
 

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