「ファーン!ファーン!」
独自の世界を持つ4歳児Tが右から左に腕を大きく動かしました。ファーンファーンということばとともに。この擬音語何だと思います?
答えは、電車🚃
コロナ禍での乳幼児期を過ごし、彼はまだ電車に乗ったことがないそうです。近くから見たことはあるとのことで、確かに電車の過ぎ行く音はファーンファーン、そう聞こえる瞬間もあるな、と思いました。
日本語を話す子ども達は、これまで電車!というとガタンガタンと表現することが多かったように感じます。英語圏の子ども達は何故かこぞって、ちゅーちゅー。機関車限定?トーマス君の影響でしょうか。国に電車が少ない子ども達やあまり乗った事のない子ども達は、え?電車音?音があるの?どんなんだっけ?という表情をします。近くにいたフィリピン出身のスタッフは「次は〜〇〇」と日本で聞く車内放送のことしか浮かばないといって、笑いを誘ってくれました。
教わっていないというか、教えたとて彼自身の中にガタンガタンというステレオタイプなオノマトペを取り入れていないMが、独自の世界観持ち自分の耳から入ったものを表現したのは、ファーン!ファーン!
コロナ禍を経て逞しく今を生きる子ども達、
今迄とはいろいろいろいろ違って来ていることを教えてくれています。
電車音、もう一回耳を澄まして聞いてみませんか?あの音もこの音も🐸🐥🐷🚙🐒
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