8月9日は長崎原爆の日、幼い頃夏休みは長崎の田舎で過ごしていました。ウーと下から這い上がり空中に拡散されていくけたたましいサイレンが、県内のどこにいても11:02に鳴り響きます。何をしていても動きを止めて手を合わせました。その日に起こった事実、それぞれが見た光景、色、感情、音、あの日の暑さ、一緒にサイレンを聴き手を合わせた祖母・祖父・叔父・叔母達がぽつりぽつりと語ってくれた時間でもあり、平和について戦争について思いを馳せる時間でもありました。
語ってくれていたあの人・この人があちらの世界に旅立つ中、77年前の惨事を風化させないよう自分の言葉でも語ることが、少しでも世界があるべき平和な姿に戻る?向かう?一助になりはしないかと祈りながら、伝えてもらった事を反芻したりしています。
平和ってなんだろう・・3歳児とも対話を重ねます。
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